2007年01月30日

神戸製鋼、チタン3-4割増産 投資総額50億円

神戸製鋼所は二十四日、チタンの生産能力を二〇〇八年一月から約三割増強すると発表した。航空機向けなど国内外の需要増に対応する。高砂製作所(高砂市)に新しい溶解工場を建設するほか、加古川製鉄所(加古川市)や山口県のグループ会社で計約五十億円を投じる。チタン関連の大型投資は約二十年ぶりという。

 高砂製作所では、原料となるスポンジチタンを他社から仕入れ溶解している。現在三基ある溶解炉を一基増やし、〇八年一月に稼働させる予定。年間溶解能力は現在の一万トンから三-四割増える。鍛造設備もコンピューター制御を導入し、品質をより安定させる。

 加古川製鉄所では、チタンの薄板を加熱・洗浄するラインを増強。山口のグループ会社でも熱交換器などに使うチタン溶接管の生産ラインを増やす。いずれも生産能力は三割程度増える。

 チタンはさびにくい上軽く、強度があるのが特長。航空機や電力・化学プラント、建築などに使われている。

 神鋼のチタンは航空機のエンジン用をはじめ、中国や中東各国の電力設備など向けに需要が伸びている。

 国内メーカーの年間出荷量(〇五年)は約一万八千トン。

神鋼はその三割程度を占めているという。(神戸新聞ニュース 白倉麻子)


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