2009年01月05日
第129号 行く年来る年 2009年(丑年)を迎えて

皆さんこんにちは後藤『町工場のオヤジぃ』@大阪製作所です(^^)/
大阪製作所の社内誌【一粒の種から】は、人として企業として慕われ頼られる存在に成長していけるように願いを込めて発行しています。
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2008年は、本当に激動の一年でした。
年初から夏過ぎまで、原材料、原油、穀物 などの狂乱的な値上がりで、
世界的なインフレ傾向でしたし、アメリカもドル高を目指しているとの情報が流れていました。
ところが・・・
あの2008年10月の、アメリカのサブプライムローン問題から発した金融恐慌で
あっという間に株式市場は下がり、円以外の通貨はすべて価値を失い、
購買力が下がったのでモノが売れなくなりあっという間に、原材料、原油、穀物の
価格が下がって行き、今や完全なデフレ傾向に世界中が覆われています。
昨年は2兆円を超える利益をたたき出した世界のトヨタさんでさえ、
2009年3月の決算予測は1500億円の赤字の予測で、創業以来の出来事と
なりそうです。
これまでも、日本の製造業はいくつもの苦難を切り抜けてきました。
オイルショックやプラザ合意、バブル崩壊やITバブルの崩壊 などなど・・・
われわれ「モノづくり屋」が、これらの経済変革期を切り抜けてきた基本方針はただ一つ。
「今まで以上の良い製品をつくり続ける」ことだと思います。
「Made in JAPAN」 の ”誇り” と、「JAPAN TECHNOLOGY」 に対する ”自信” を胸に頑張っていこうでは有りませんか!!
……………………………………………………………………………………………
【 今月のお知らせ 】
□■ 行く年来る年 2009年(丑年)を迎えて
……………………………………………………………………………………………
「2009年(丑年)は、どんな一年になるのでしょうか?」
お得意先様、仕入れ先さん・・・、いや、今はどなたに聞いても「2009年は予測ができへん」
「厳しい年になりそうやな」というお話ばかりです・・・。(泣)
そりゃそうですよね、天下のトヨタさんやSONYさんでさえもが、四苦八苦ですものね・・・明日は、我が身ですよ〜(泣)
じゃぁ〜、ちょっぴり質問を変えてみましょう。
「2009年(丑年)は、どんな一年にしたいですか?」
「どんな一年になるか?」は、誰にも予想が難しいですが、「どんな一年にしたいか?」なら自分のできることから、考えれば良いのでなんとかできそうですよね。
『町工場のオヤジぃ』の場合は、厳しいかもしれないけれど、企業変革のきっかけとなる
一年にできれば良いなぁ〜 って、考えています。
忙しい時に欲しいモノは、「時間」でした。
そして、忙しい時に余っていたモノが、「仕事」でした
今、不況になって欲しいモノは、「仕事」です。
不況になって、逆に余っているモノに、「時間」が有ります。
「仕事」は、有りませんが、忙しい時には、あれだけ欲しかった「時間」が、
この不況期には、比較的簡単に手に入ります。
「時間」を活用することを考えましょう!
不況の今こそ、貴重な「時間」の使い方を考えたいモノですね。
r_goto1222 at 11:13│TrackBack(0)